ServiceNow IDを統合する - Merge your ServiceNow IDs【日本語】


対象者

すべてのユーザー

 

目次

概要

この機能は、ServiceNow University、開発者ポータル、およびコミュニティに紐づくアチーブメント(学習記録や資格情報等) を、ServiceNow ID に登録されている旧EメールID(一般的にEメールアドレスとも呼ばれるもの、ログインID)から、現在のEメールIDに移行を希望しているServiceNow ユーザー向けです。移行にはServiceNow ID (EメールID) の統合が必要となり、以下の手順を使用します。以下の手順では、新旧両方のEメールIDがServiceNowウェブサイト上(ServiceNowエコシステム)上に既に登録・存在していることを前提としています。ここで別の新しいメールアドレスを追加することはできません。 

その他、My ServiceNow ProfileやIDの統合に関するFAQについては、My ServiceNow Profile:ServiceNow IDの更新と統合FAQ - My ServiceNow Profile: Updating and merging FAQ [日本語]をご覧ください。

 

重要: このID統合機能は、次の条件に1つでも該当する場合は使用できません。

使用するタイミングユーザー成果
ユーザーは、旧EメールID から、現在の (ログインしている) EメールID に学習記録や資格情報等を移行する必要がある場合。
  • ユーザーの旧EメールIDは無効化され、企業カウントとの関連付けが解除されます。(企業アカウントの企業データやベネフィットへのアクセスは失われます)
  • 旧EメールIDに関連付けられていた企業データやベネフィット以外の、個人データ(=非アカウントデータ)であるServiceNow Universityのトレーニング履歴や資格情報、開発者ポータル、およびコミュニティデータは、旧EメールIDから現在のEメールIDに移行されます。
 
IDを統合すると、次のようなことが予想されます。
 
どのデータが新しいID に残るのか?失われるデータとアクセス権
  • ServiceNow University:
    バッジ、認定資格、Webassessorアカウント、ソーシャルメディアへの投稿、および受講登録済・進行中・完了済のコースは、現在の ID プロファイルに統合されます。 
    • Webassessorアカウント:旧IDのServiceNow UniversityアカウントにのみWebassessorアカウントが紐付けられている場合は、ServiceNow ID統合プロセスの一部として、現在のIDのServiceNow Universityアカウントに同期され引き継がれます。ただし、複数のWebassessorアカウントを保有し、旧IDと現在のIDの両方のServiceNow UniversityアカウントにそれぞれWebassessorアカウントが同期されている場合、両方のWebassessorアカウントがどちらのServiceNow Universityアカウントからも紐付け解除されます。Webassessorアカウントは、1ユーザーにつき1言語アカウントのみの保有としており、1ユーザーが保有する1つのIDにのみ紐付けすることができるからです。

      ※トレーニング受講など学習履歴を管理するServiceNow Universityアカウントは、ServiceNow ID(EメールID)を作成することでログインが可能となるため、1つのServiceNow IDからのみログイン・管理を行なっていただく必要があります。

      複数のWebassessorアカウントをお持ちの場合は、弊社側で不要なアカウントを無効化するなどの整理をする必要があります。ID統合を行う前に、ServiceNow Universityからケース起票の上、Webassessorアカウントの整理についてお問い合わせください。

      複数Webassessorアカウントを持っていて、ID統合が先に完了してしまった場合は、その後ご自身で紐付け作業は行わずServiceNow Universityからケース起票の上、Webassessorアカウントの整理についてお問い合わせください。

  • Now Community:
    投稿、コメント、バッジ、承認済みソリューションは 旧 ID から新しい ID に移行されます。新しいIDプロファイルは、旧IDのプロファイルによって完全に上書きされます。  
  • 開発者ポータル:
    開発者ポータルのパーソナル・デベロッパー・インスタンス(PDI) は、旧ID から新しいIDに移行され、新しいIDプロファイルは、旧IDのプロファイルによって上書きされます。(新しい
    IDでPDIを取得している場合、新しいIDに関連付けられているすべてのPDI にアクセスできなくなります。)なお、旧IDの学習と共有のプロジェクト履歴については、現在のIDに統合されます。 

旧IDが企業アカウントに関連づいている場合、既存の企業アカウントの企業データやベネフィットへのアクセスはできなくなります。

  • ServiceNow University:
    ラーニングクレジット(LC)
  • Now Support:
    サポートケース、変更、PRB
  • Impact:
    会話、アクセラレーター、ケース、イニシアチブ。
  • パートナーポータル:
    Deal/Deployment registrations、企業名、ケース

 

手順

ServiceNow ID のマージ

  1. 現在の(新しい/今後継続利用したい)メールアドレスで ServiceNow University にログインします。詳細については、Sign In (Log In) to ServiceNow University を参照してください。
  2. 画面右上にあるプロフィールアイコンから[My Profile and Setting]を選択します。アイコンにはユーザーの名前のイニシャルが表示されています。個人プロファイル画面が表示されます。
  3. [プロフィール(Profile)]タブから[ServiceNow ID & Contacts]を選択します。
  4. [Merge my old ID]リンクを選択します。統合IDパネルが表示され、現在ログインしているIDのユーザー名と追加情報が表示されます。以降のプロセスは3ステップ(Eメールの入力、認証、送信)の手順となります。

    [My Profile and Setting] と[ServiceNow ID & Contacts]リンクの場所については、下の画像を参照してください。
    注意: 画像をクリックすると拡大されます。X をクリックして画像を縮小します。

    Update My Profile.jpg
  5. 記載されている考慮事項を注意深く確認してください。リクエストの送信を続行する場合は Yes を選択し、後で続行する場合は No を選択します。
    注意 :
    • この更新により、すべての個人データが保持されます。関連する企業データは転送されません。
    • 今後は、入力する旧EメールIDが無効化され、現在ログインしているEメールIDがServiceNowIDとなり、これを使用してServiceNowサイトにログインする必要があります

      IDの統合に進む前に、考慮事項について以下の画像を参照してください。
      注意: 画像をクリックすると拡大されます。[X] をクリックして画像を縮小します。
      Merge ID before you begin considerations.jpg

  6. 情報移行元となる旧EメールIDEnter alternate ServiceNow ID フィールドに入力します。入力すると [Next] ボタンが選択可能になります。
  7. [Next]ボタンを選択します。確認画面が表示されます。

    旧EメールIDを入力する場所については、以下の画像を参照してください。
    注意: 画像をクリックすると拡大されます。[X] をクリックして画像を縮小します。
    Add the email ID you want to merge from old ID.jpg

  8. 旧EメールID宛に送信された認証コード (Verification code) を入力します。入力すると [Verify] ボタンが選択可能になります。

9. [Verify]ボタンを選択します。新しいメールアドレスが認証されると、Email OTP verified (メールアドレス OTP 認証済み) 画面が表示されます。


認証画面のレイアウトについては、以下の画像を参照してください。
注意:画像をクリックすると拡大されます。[X] をクリックして画像を縮小します。

OTP Verified.jpg

10. [Next] を選択して、IDの認証に進みます。この手順は、入力したメールアドレスがご自身のものであることを確認します。認証が完了すると、Email verified (メールアドレスによる確認済み) 画面が表示されます。

ID認証とメールアドレス認証済み画面は以下の画像を参照してください。
注意:画像をクリックすると拡大されます。[X] をクリックして、画像を縮小します。

Verify ID of any dependencies & Email Verified.jpg

11. [Next]を選択します。要求内容の詳細を確認します。

12. [I confirm that I have read the details above and authorize the merge request of my ServiceNow IDs(上記の詳細を確認し、ServiceNow IDの変更を承認します。)] チェックボックスにチェックマークを付けます。[Submit] ボタンが選択可能になります。

13. [Submit]ボタンを選択します。旧IDとの統合要求が送信されます。 
メモ: 今後サポートやトラブルシューティングのために必要となる、リクエストIDを保存します。このリクエストIDは要求のプロセス開始後に送付されるメール(件名:Merge request initiated)にも記載されています。

14. Doneを選択します。 

以下の「Review the details of your merge request 」の画像の例を参照してください。
注意:画像をクリックすると拡大されます。[X] をクリックして画像を縮小します。

 

次に想定されること:

ID統合完了通知のサンプルメール画像は以下を参照してください。
注意:画像をクリックすると拡大されます。[X] をクリックして、画像を縮小します。Merge Request confirmation email.jpg

 

追加情報

このメッセージが表示された場合: We have detected an issue with our email update request. A representative will get in touch with you by email to provide a resolution.(更新中に問題が検出されました。担当者がメールでご連絡し、解決策を提供します。)

 

統合後のIDと企業アカウントを関連付ける

ラーニングクレジット(Learning Credit / LC)や割引など、所属企業に提供されている特典は、企業アカウントに関連付けられたユーザーのみが使用することができます。

統合後、現在のIDと所属する(転職先)企業アカウントとの関連付けが完了していない場合は、企業のアカウントタイプ(カスタマー企業 / パートナー企業 / SN製品未導入)をご確認いただき、管理者への関連付け要求・操作依頼を行なってください。方法はアカウントタイプによって異なります。

現在のIDの関連付け状況や方法は下記ナレッジを参照してください。

企業アカウント関連付けられているか確認する -Determine if You are Linked to a Company Account [日本語]

 

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